唐辛子の種類が大変多いことは、別の項目(チリーペッパー・レッドペッパー、唐辛子はどう違うのですか?、タバスコとかカイエンペッパーって唐辛子なのですか?)で取り上げましたが、様々な交配や人々の努力で観賞用の唐辛子も人気を呼んでいます。観賞用として栽培されはじめたのは、江戸時代からです。唐辛子は鮮やかな緑色の茎葉に白い花を咲かせ。そのコントラストだけでも目をひきますが、様々の実の形・色・大きさ・実のなり方があり、変化に富んでいるのが魅力でしょう。
多くは、梅雨どきから夏にかけて園芸店の店先で鉢植えが売られています。S&Bのハーブショップ、「サンズコート」でも一つの目玉商品として売られています。
育て方
観賞用の唐辛子は、「三鷹」など食用・原料用として栽培されている唐辛子より、早生性(開花結実が早い)であり、基本的に小型種(同様の栽培をしても植物が比較的コンパクトにまとまる)なので、育てるのは簡単な方です(三鷹も難しい方では有りませんが、もっと簡単です)。
栽培上気をつけることは、日当りの良い暖かい所におき、苗を徒長させずに丈夫に育てる事と、鉢上げ又は植え替え後の用土を、水はけの良い土で元肥を適量入れておく事がコツです。これによって実のなる数も違ってきます。もちろん植え替え後も日当たりの良い場所に置く事と、水をやり過ぎず、やや乾燥気味に育てる方が良いようです
花は、普通種を4月初め頃に蒔くと、5月の初め頃に植え替え出来るようになって、5月の中旬から下旬にかけて開き始めます。ただ観賞用品種は、比較的種の蒔き時が限定されないので、温暖な時期ならば、だいたい種蒔き後目安として二ヶ月くらいから花が咲き始めると思ってよいでしょう。
そして最初の花が咲いて、早ければ一週間くらいからそれが実になってキレイな黄色や紫色が出てきますが、開花が始まった最初の頃は、花数が少ないのでそれが実になっても、少し実の数が少なく寂しく感じるかもしれません。ある程度たくさん実がついてきれいと感じるまでになるには、花の咲きはじめから一ヶ月近くかかるようです。