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◆プロローグ4-5 |
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Q.スパイスやハーブには、色々な呼び名があるのですか? |
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A.各々のスパイスはいろんな名前を持っています。スパイスの名前で遊んでしまう…、これもスパイスの楽しみ方の一つです。以外なところに別の名前で出ていて、知らず知らずのうちに使っているということも。名前の由来を探るだけで面白い冒険もできそうです。ローズマリー一つをとってみても“マリアのバラ?という意味かしら”、でも本当は?シェフがいつも言っているカイエンペッパーって唐辛子なの?ネーミング一つをとってみてもスパイスへの興味は尽きることがありません。
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スパイスの呼び方は一つではありません。そんな名前のいろいろを探っていくのも楽しいものです。同じスパイスと思っていても、名前によって微妙に形や風味が違うものもあったり、慣習上言いならわされてきた名前があったり、語源を調べてみるとなるほどとうなってしまったり…。そうしていくうちに幅広いスパイスの知識もいつのまにかついていくでしょう。
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またこんな楽しみ方もできます。その時の雰囲気や料理によって呼び名を変えてみるのはどうでしょうか?例えば、人気のロケット、「今日はルッコラのピザ」また別の機会では「エルーカのフレンチサラダ」などと言うのも楽しいものです。
以下いくつかのスパイスのネーミングにまつわるエピソードと、 表でスパイスのいろんな呼び方、及び語源を紹介しましょう。それぞれのスパイス名の詳しい由来などは各スパイスの解説を見て下さい。
スパイスのいろいろな名前 スパイスの語源
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ローズマリーの名前の由来は? ローズマリーは、マリアのバラ(Rose of Mary)から付けられた名前と思いがちです。ハーブの中ではもっとも美しいといわれる淡い紺色の可憐な花を見ると、なるほどと思ってしまいますが、正しくはラテン語のロス(ros=露)とマリアヌ(marinus=海)が合わさってできた名前です。地中海沿岸に広く自生し、露と海の塩風にさらされてよく育つという意味が込められているそうです。
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漢方薬とスパイスの名前
もしもお手元に漢方薬があったら、成分表示を見て下さい。たいていはいかにも漢方らしく、漢字やかなで色んな名前が並んでいます。漢方胃腸薬の成分表示をみてみましょう。そこにはシャクヤクなどの成分に交じって「ケイヒ、ウイキョウ、カンゾウ」とあります。これらを他の名前で読み替えてみると「シナモン、フェンネル、リカリス」。ほらお馴染みのスパイスの名前も浮かんできます。スパイスは元々薬として使われてきた歴史があります。いろんな経験の中で薬効が明らかにされてきたのでしょう。それが漢方の世界を支えてきました。名前からスパイスを解読していくと、スパイスの健康作用にもゆきあたります。
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唐辛子のややこしい名前
“レッドペパー、チリーペッパー、カイエンペッパー”これらは全ていわゆる唐辛子を言い表す呼び名です。唐辛子は大航海時代に冒険者たちが中南米から持ち帰って以後、またたくまに世界中にひろまっていきました。大変適応力が強いために様々な品種を生み出し、その土地で根づいていきました。その過程で名前も混乱していったのです。でもカイエンペッパーって唐辛子の種類の一つでは?うちのおばあちゃんは唐辛子は何でも“鷹の爪”って呼んでいたけれど… 背景にある歴史や文化を知るにはこちらへまた、呼び名についてはその1およびその2へ
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ローレルとローリエ、ベイリーブス
ベイリーブスは英語名、ローリエはフランス名、ローレルはスペイン名です。商業上ではローレルとベイリーブスを使い分け、地中海沿岸、ヨーロッパ産のものをローレルと呼び、アメリカ産のものをベイリーブスと呼んでいます。前者は丸みをおびた葉型で、後者は細長い形をしています。香り成分も幾分違っており、ベイリーブスは多少苦味が効いてローレルとは一味違った風味が楽しめます。同じ月桂樹の葉ですが、名前によって微妙に形・香りが違うんですね。
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こんなふうにスパイスのネーミングから、歴史・文化・香り・薬効などいろんなエピソードが浮かび上がってきます。名前を切り口にスパイスにアプローチするというのも一つの親しみ方といえるでしょう。
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