古くから使われ、現在でもお馴染みのわさび、唐辛子、にんにく、しそ、たで、ワケギ、アサツキ、みょうが、山椒等はれっきとしたスパイス&ハーブですし、古くからの習慣として受け継がれている「ゆず湯」(冬至にお風呂に入れる)、「しょうぶ湯」(端午の節句)は皮膚からの成分吸収が期待でき、香りを楽しむという点で、日本式ハーブバスあるいはアロマテラピーと言ってよいでしょう。
また、正月に飲むお屠蘇には山椒やシナモンが使われており、日本式ハーブ酒というところでしょうか?さらに、日本でもお馴染みの漢方薬にも、多くのスパイスが使われています。例えば、葛根湯によく使われる甘草(リカリス)、肉桂(シナモン)や、胃薬に配合されることの多い丁子(クローブ)などが有名です。
このように、スパイス&ハーブに親しむ習慣は日本でも昔からあったのです。そして戦後、日本にもスパイス&ハーブが広く普及していった事情については、別項(プロローグ2-1スパイス&ハーブの最近のトレンドは?)をご覧下さい。。