ここでは、スパイス・ハーブの定義についてご紹介します。
まずスパイスですが、英語でSpice、日本語に訳せば「香辛料」、難しく言うと「飲食物の風味づけをするために副材料として用いる芳香性植物の一部で、嗜好的な香り、辛み、色を持っているものの総称」ということになります。でもあまりかた苦しく考えないで、「いつものメニューに少し加えるだけで料理をおいしく変身させてくれ、そして生活全体を楽しくし、さらにはじんわりと体の中から健康にしてくれる、私たちの生活のパートナー」と覚えておけばよいでしょう。
ハーブは、専門家によって様々な定義があり、表現が難しいのですが、ハーブは日本語では「香草」、英語のherbが、ラテン語の草木を意味していた“Herba”を語源としているように、「香りを持っていて食などに役立つ有用な植物」と言ったところが公約数的な定義でしょうか。
しかし、ハーブは草という言葉から連想される緑だけのイメージを大きく超え、その花の美しさを楽しむといった色彩豊かな面もあります。また食だけでなく、その利用範囲はクラフトやガーデニング等の分野に広がっています。だからこそ、多くの人をハーブの虜にしたと言ってもよいのかも知れません。実際、スパイスの種類が350〜500種類程度なのに対し、ハーブの種類は万を超えるとも言われています。そこでハーブは、「より広く、その香りや色彩・形状、有用な成分で私たちの生活全般に香りと潤いをもたらしてくれる植物」と考えればよいでしょう。