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◆こしょう
Q.ピンクペッパーとは何ですか?こしょうの一種ですか?

いろんな種類があり、混同されているようですが、これがピンクペッパーという定義はありません。こしょうの赤く完熟した実を塩漬けにしたもの、こしょうぼくという植物の果実だというもの、西洋ナナカマドの果実であるというもの、と3種があります。

 ピンクペッパーは最近料理の本などでも目にするようになったスパイスで、おしゃれにポァブルロゼと呼ばれたりしますが、実はいろんな説があり、混同されているようです。

 ひとつは、こしょうの赤く熟した実(果実)をそのまま塩漬けにしたというものです。熟す前の緑色の状態で塩漬けにするとグリーンペッパーになります。

 もう一つは、こしょうぼくの熟した果実をピンクペッパーと呼んでいる場合です。種子や果肉には苦味とともにこしょうのような味がし、やはり熟すると赤色でぶどうのような房状になります。ミックスペッパーと称して、ホール状のブラック、ホワイト、グリーンペッパーとともに、ブレンドして、色どりや風味を楽しんだりします。メキシコでは果実を飲み物に用い、種子をコーヒーの混ぜものに使っています。

 さらに西洋ななかまどの果実をピンクペッパーとして用いる場合があります。この実には酸味があり、適度な渋味と苦味をもつことから、肉料理に使われます。またこの果実から作ったゼリーは大変おいしいとされています。また鹿肉とよくあうことから、スカンジナビア料理に用いられます。後の二つはこしょうとは関係なく、こしょうの成分は含まれていません。

 ポァブルロゼはフランス語で、かたちがこしょう(=ポァブル)に似ており、色が赤(=ロゼ)なのでポァブルロゼと言います。エスビーのセレクテッドスパイスシリーズにラインナップされているピンクペッパーは、こしょうぼくの熟した果実をフリーズドライしたものです。

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