スパイス&ハーブ総合研究所
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◆スパイス&ハーブと健康1-4
Q.それぞれのスパイスやハーブには、どんな働きがあるとされているのですか?

スパイスやハーブはあくまで「食品」ですので、薬のように飲めば病気が治るというものではありません。しかし、多くのスパイスやハーブが、身体に対して健康的な働きをするといわれています。日常生活における健康の維持増進のヒントにしてください。

 スパイスやハーブの抗酸化作用やその他健康効果が注目を集めていますが、ここでは有名なものをご紹介させていただきます(表9)。

(表9)スパイス&ハーブの健康効果

唐辛子 発汗作用 中心的役割を果たすのが辛み成分のカプサイシンです。ヒトの神経に直接働きかけ、体温を上昇させ、新陳代謝を活発にします。唐辛子を食べると身体が熱くなるのはこのためで、体表面の熱を奪うので涼しく感じるのです。
にんにく 滋養強壮効果 古代から滋養強壮で有名なにんにく。その秘密はアリシンです。強い殺菌作用を持つほか、ビタミンB1と結合してアリサイアミンとなり、ビタミンB1の強壮作用などの効力を高めてくれます。
しょうが 風邪を撃退 昔から薬としても使われてきたスパイスです。刺激のある辛みは、胃腸の調子を整え食欲を刺激するとともに、体を温める働きがあります。漢方薬としても咳止め、解熱に用いられています。風邪のひきはじめにしょうがを入れたくず湯が効果的です。
シナモン 解熱鎮痛 漢方薬では必ず調合されるシナモン。桂皮(ケイヒ)の名で日本薬局方に登録されています。解熱、鎮痛、発汗、消化液分泌促進など、非常に多くの生理作用が確認されています。
ペパーミント 花粉症 ペパーミントの成分に花粉症の症状を緩和する働きがあることが発表されています。花粉症で苦しむ方にはハーブティーがお手軽です。
ローズマリー 抗酸化性 独特の強い香りが特徴のシソ科の植物で、肉や魚の臭みを消すときに使われます。これはローズマリーに脂肪の酸化防止作用があるからです。私たちの体も常に酸化の危機にさらされています。ローズマリーを使って上手に酸化を防止しましょう。
わさび 抗菌作用 わさびの、鼻にツンと抜ける辛み成分は、アリルからし油という物質で、細菌を増殖しにくくする抗菌作用があります。温度管理が難しかった昔から、傷みやすい魚介類にわさびを添えるとよいということを、経験的に知っていたのでしょう。
パプリカ ビタミンC豊富 唐辛子を品種改良して辛み成分をなくした甘味品種です。注目すべきはビタミン。とくにビタミンCや体内でビタミンAに変わるベータカロチンが豊富です。ストレスの多い人、体の調子が悪い人はパプリカを取り入れてみてはいかがでしょう。

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