古くからスパイス&ハーブは、経験的に薬効があることが明らかにされ、生活の中で薬として用いられてきました。現在でも、薬として用いられているスパイスやハーブはたくさんあります。例えば、市販の漢方胃腸薬に使われている成分欄を見てみますと、次のように記載されています。
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【成分】
ケイヒ、エンゴサク、ボレイ、ウイキョウ、シュクシャ、カンゾウ、リョウキョウ |
この中でケイヒはシナモン、ウイキョウはフェンネル、カンゾウはリカリス、リョウキョウはガランガルというスパイスの別名です。市販の漢方胃腸薬のもとになっているのは、安中散という漢方処方ですが、これには必ずシナモン、フェンネル、リカリス、ガランガルの各スパイスが使われます。
また、市販の風邪薬である「葛根湯」も代表的な漢方処方ですが、やはり、ジンジャー(しょうが)、シナモン、リカリスというスパイスが使われています。
漢方処方に使われている成分は生薬(しょうやく)と呼ばれていますが、上記のようにスパイスが多く含まれています。漢方薬に、生薬として使われている代表的なスパイスを紹介します。
| スパイス名 |
生薬としての呼び名 |
備考 |
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唐がらし
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蕃椒(ばんしょう)、辣椒(らっしょう)
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シナモン
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桂皮
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一般用医薬品210処方中、64処方に使用
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ジンジャー
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生姜(しょうきょう)−生のもの
乾姜(かんきょう)−乾燥させたもの
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一般用医薬品210処方中、約90処方に使用
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サフラン
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蕃紅花(ばんこうか)
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クローブ
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丁子(ちょうじ)、丁香(ちょうこう)
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