パッケージを開けると、時折カレールウの表面が黄緑色に見えることがあります。これが、カレーのブルーミングあるいはブルームと呼ばれる現象で、カレーの原料であるターメリックの色素が、カレーの油脂分に溶け込み、表面に浮き上がって固まったものが黄緑色に見えるのです。よくカビと間違えられますが、心配はありません。
又、シチュールウやハヤシルウなどターメリックを使用していない即席ルウで、ブルーミングが起こった場合は、表面が白く見えます。これも油脂分が表面に浮き上がって固まったことが原因の現象で、カレーと同じく品質的には問題はありません。
ブルーミングは、即席ルウを直射日光の当たる所に置かないこと、暑い部屋などに置かないことを心がければ、防ぐことができます。要は、油脂分が浮き上がるような高温下に置かないようにすればよいのです。
尚、このブルームまたはブルーミングという用語は、元々はチョコレートの表面が白っぽくなって粉をふいたようになったり、花模様がついたようになる現象を指す言葉で、やはりチョコレートに含まれる油脂分(主にココアバター)が浮き上がって表面で固まることが原因となっています。ブルームという表現は、英語の「植物の果実や葉にふく白い粉」を意味するbloomが語源で、同じ原理で発生する現象であることから、カレーでもブルームとかブルーミング等と呼ばれるようになったのです。
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