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地中海地方が原産地のタイムは、シソ科特有の強い香りで肉や魚の臭いを消す効果が高く「どんな肉料理にもあうハーブ」として多用されています。長時間加熱しても香りが残ることから、煮込み料理やブーケガルニにも使われます。
このようにお料理には欠かせないタイムは一方で、古くギリシア時代から鎮痛、消化促進、咳止め、痙攣止めの薬用植物として利用されてきました。現在でも民間療法薬として使われたり、アロマテラピーやハーブバス、あるいはハーブティーにと、人々に愛されています。 |
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数千年にわたって、薬やお料理にタイムが利用されてきたわけで、それにはやはり秘密がありそうです。
タイムにはチモールという、強力な殺菌成分が含まれています。大腸菌、サルモネラ菌、黄色ぶどう球菌などのいわゆる食中毒菌に対して強い抑制効果があります。先人はタイムを肉料理に使うと、腐りにくくなるということを、経験的に知っていたのですね。
口中や喉の細菌の働きを抑える効果もあるので、のどの痛みや咳などの風邪の初期症状に使われていたのもうなずけます。
本格的に風邪をこじらせたら、すぐに医者に診てもらうべきですが、口の中がさっぱりしなかったりちょっと喉の調子がおかしかったり、そんなときにタイムを利用してみるといいですね。あまり薬効などを気にせず、気軽に使うこと。タイムを使ってお料理のおいしさを引き出すことを第一に考えて。 |
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