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| 体にある程度の脂肪をためることは、生きていく上で必要なことです。ですから、少々太り気味であっても、体型や体重が変わらず一定し標準体重からかけはなれていなければ、その人にとって健康な状態であると言えます。このような場合は“良性肥満”といって心配する必要はありません。けれども、急激に太ったり、標準体重から著しく逸脱している場合は“悪性肥満”の可能性がありますので要注意です。 |
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| 厚生労働省の国民栄養調査では、子供たちの体重と身長別に算出した標準体重から肥満度を計算し、「肥満傾向が見られる子供」の割合を発表しています(図1)。下の図を見ると年々増加傾向がみられ、ここ30年間で倍増し、現在では10人に一人の子供に肥満傾向が見られます。 |
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| 2000年 厚生労働省資料より |
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| これは、日本人の食生活がここ数十年で大きく変わってきたことも原因のひとつです。農林水産省の食糧需給表によれば、動物性食品、油脂類の供給が年々増加し、供給熱量に占める脂肪の割合が増えていることが分かります(図2)。このような食糧供給の状況下に置かれている子供にも、当然影響が及んでいると考えられます。 |
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| 2001年 農林水産省「食糧需給表」より |
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