| 平成14年の国民栄養調査によると、一日一人当たりの食塩摂取量は平均で11.4gでした。性別・年代別に見ると、女性よりも男性、若い人よりも高齢者で塩分摂取量が多くなっています。特に40〜60代の男性は平均よりも2g以上多くなっています。働き盛りの男性の食事が、昼夜、外食で塩分が高く味付けが濃いものが多くなりがち、というのが一因でしょうか。
本気で減塩をするなら、家庭での食事がとても大切ですし、外食の場合もちょっとした気遣いをすることで減塩は可能です。 |
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日本の一般的な食事は、淡白なご飯を主食にし、味をつけたおかずと汁を組み合わせています。現代ほどおかずとなる新鮮な肉や魚の流通が盛んではなかった頃は、おかずになるタンパク質や脂肪が少なく、炭水化物であるご飯から主なエネルギーを得ようとしていました。ご飯だけですと風味やこってり感が不足し、その味気なさを塩で補うことになり、結果として塩味が濃くなるという食習慣がありました。1966年〜1971年の国民栄養調査の実績から全国平均一人一日当り17〜18gの食塩摂取が推測されるというデータもあるほどです。
やがて塩分の過剰摂取による胃ガンや脳出血が示唆され、1979年、厚生省(当時)は食塩の一日の摂取量のめやすを10g以下とし、2000年には10g未満という目標を発表しました。 |
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| その後、食生活も変化し、ご飯と塩をたくさん食べるスタイルは減ってきました。1975年以降は12〜13gの間を推移し、ここ数年間は減少傾向が続き、昨年の調査では11.4gまで減っています。 |