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痛みや熱さを感じるのは、「これは危ないものですよ」と予め知らせてくれる警告のようなもので、人間にとってなくてはならない感覚です。それなら辛みは危険なものなのかと思われるかたもいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
例えば唐辛子は世界中でもっとも利用されていて、その辛みはお料理の味を引き締め、食欲を増進するなど欠かすことができないスパイスです。また、唐辛子は味ではなく神経系に直接働きかけるため、汗をかいたりエネルギー代謝を促進させたりする効果がとても高いのです。もちろん、唐辛子だけを大量に食べると体のバランスを崩すこともあるので、常識内の摂取量で上手に取り入れてくださいね。(たくさんの辛みを一気に食べられないように、人間の体が本能でブロックしているためと考えられています。) |
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中心的役割をはたすのが辛み成分のカプサイシンです。ヒトの神経に直接働きかけ、体温を上昇させ、新陳代謝を活発にします。唐辛子を食べると身体が熱くなるのはこのためで、体表面の熱を奪うので涼しく感じるのです。 |
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辛みの主成分は「ジンゲロン」。昔から薬としても使われてきたスパイスです。さわやかな辛みは、胃腸の調子を整え食欲を刺激するとともに、体を温める働きがあります。漢方薬としても咳止め、解熱に用いられています。風邪のひきはじめにしょうがを入れたくず湯が効果的です。 |
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わさびの、鼻にツンと抜ける辛みの成分は、アリルイソチオシアネートという物質で、細菌を増殖しにくくする抗菌作用があります。温度管理が難しかった昔から、傷みやすい魚介類にわさびを添えるとよいということを、経験的に知っていたのでしょう。 |
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| 協力/(株)エフシージー総合研究所 |
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