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「おいしそう」と脳が感じると、消化器系が刺激され、唾液の量が増加します。
実験では、スパイスやハーブを使った料理と使っていない料理の香りを、目隠しをしたモニタ3名に嗅いでもらい、唾液の量を測定・比較し、食欲が増進されたかどうかの判定指標としました。
測定は歯科医がドライマウスという病気を判定するときに使うサクソンテスト法を応用し、あらかじめ重量を計っておいたガーゼを2分間口の中に含ませてから取り出し、その増えた重量を唾液の量としました。
今回の実験では、同じ料理に、スパイス&ハーブを加えたものと、加えていないものとを比較しました。実験には、食欲を増進させる効果が期待でき、いろいろな料理に使えるスパイス&ハーブを使用しています。 |
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エルブドプロバンスありの方は見た目も華やかです。
※エルブドプロバンスは、南フランス地方でよく使われるハーブ数種類を混ぜたミックスハーブです |
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見た目に影響されそうですが、
目隠しをしているので判断材料は香りだけです。 |
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このような結果になりました |
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| [じゃがいものソテー] |
じゃがいも1個に対してチューブにんにく小さじ1/2 |
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| [チキンのホイル包み焼き] |
鶏ムネ肉100gに対してエルブドプロバンス小さじ1/5 |
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| [カレー] |
豚肉500g、玉ねぎ3個、にんじん1本、じゃがいも2個、水1600mlに対してカレールウ240g |
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結果を比較すると、3つのメニューとも、スパイスやハーブを使っている料理の香りを嗅いだときの方が、使っていないものを嗅いだときに比べて唾液量が多いことがわかります。
ガーリックは、食欲増進効果が高いと言われていますが、今回の実験でもそれを示すような結果となりました。
また、乾燥ミックスハーブの“エルブドプロバンス”を使ったチキンのホイル包み焼きでは、モニタ全員、ハーブを使っているもの香りを嗅いだときの方が唾液分泌量が多く、「よりおいしそうな香り」だと反応したようです。エルブドプロバンスと聞いてもピンとこない方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、これはフランスのプロバンス地方(南フランス)でよく使われる数種類のハーブを混ぜ合わせたものです。香り高く、手軽で便利なミックスハーブで、幅広い料理に使えます。
そして、「カレーの香りを嗅いだだけで食欲がわく」という話の検証ともいえる、カレーでの実験です。カレールウを入れたものでは、顕著に唾液量が増加し、カレー風味の食欲増進効果が実証されました。
以前に当スパイス&ハーブ総合研究所で、“カレー粉”についてのコメントを募集したところ、『子供が、嫌いな野菜もカレー味にすると食べてくれる』 『食欲のないときは、料理をカレー味にする』などのご投稿が寄せられましたが、これらのご投稿のように、カレーの香りは食欲を増進させ、「食べたい!」と思わせるような効果を持っていることを、経験的に実感されている方も多いのではないでしょうか。
スパイス&ハーブの「おいしい香り」を加えることで、お料理の「おいしさ感」が格段にアップすることも期待できます。ぜひ普段のお料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。もちろん“香り”には好き・嫌いがありますので、香りを確認して、初めは少量からお試しください。 |