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実験その1 カレー粉を加えたら体温が上がった!
野菜コンソメスープに、カレー粉を一人分当たり大さじ1/2加えたものと、カレー粉を加えていないものを食べてもらい、体表面の温度がどのようになるかサーモグラフィーで撮影し、比較しました。スープは温度の影響が出ないように、室温(25℃)に冷ましたものを用いました。
スープ飲用前後の皮膚温変化
普通のコンソメスープでは、食べても体温はほとんど変わらず、体表面の温度はむしろ30分後くらいから下がる傾向がみられました。一方、カレースープは徐々に体温が上昇し30〜60分の間、開始前と比較すると1℃くらい高く保たれていました。
普通のコンソメスープ
カレースープ
モニターSさんのコメント
「カレースープを食べた直後に“カーッ”と上半身がほてるような感じがしました。10分くらいでほてりは治まりましたが、30〜40分後には脇の下にかなり汗をかいてました。普通のスープではこんなことはありませんでした。」
熱画像研究者・堀先生のコメント
「Sさんの感想にあるように、食べた直後に胸からお腹にかけて急に温度が上がっているのがサーモグラフィーの写真で分かります。熱くないスープを飲んでいることから、これはカレー粉に含まれる唐辛子などの影響と考えていいでしょう。」
「体温のピークは40分くらい。普通のスープに比べて特に脇の下の温度が高くなっています。よく見ると体温が上がっている箇所は血管が集まっているところだと分かります。」
 
 
カレースープの作り方 材料5皿分
材料 作り方
じゃがいも 1・1/2個
にんじん 1/2本
玉ねぎ 1個
ベーコン 50g
固形スープの素 1個
バター 大さじ1/2
サラダ油 大さじ1/2
塩 適量
コショウ 適量
水 5カップ
【1】 じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、ベーコンは1cmの大きさに切る
【2】 (1)をサラダ油とバターで炒める
【3】 水を加える
【4】 固形スープの素を加える
【5】 煮込む
【6】 塩、コショウで味をととのえる
【7】 カレー粉を入れる
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私たちが普通に食べるのは、温かいカレーライスですね。そこでいつものカレーライス(S&Bゴールデンカレー中辛)を食べてもらい、体表面温度を測定しました。スープの実験よりも急激に体温が上昇し、そのまま高い状態を保持していました。ピークはやはり40分くらいでした。
カレーライス
モニターFさんのコメント
「カレーはもともと大好きでスパイスの効いたものもよく食べます。カレーを食べてから、実験が終わる(60分後)までずっとポカポカしてました。」
熱画像研究者・堀先生のコメント
「体温上昇が大きいのは、温かいものを食べたため、カレーやご飯に含まれるエネルギーが消化されてそれが熱発生に関与したためですが、もちろんスパイスの効果も多いにあります。スパイスだけを食べることはありませんから、冬はスパイスの効いた温かい食事を摂ると保温によいと言えますね。」
 
カレーライスの作り方 材料5皿分
材料 作り方
肉 200g
玉ねぎ 中1・1/2個(300g)
にんじん 小1本(100g)
じゃがいも 大1個(200g)
サラダ油 大さじ2
水 700ml(カップ3・1/2杯)
ゴールデンカレー中辛 1箱(100g)
【1】 厚手の鍋にサラダ油を熱し、適当な大きさに切った肉、野菜をよく炒めます。
【2】 水を加え、沸騰したらあくを取り、材料がやわらかくなるまで弱火〜中火で煮込みます。(約20分間)
【3】 いったん火を止めてルウを割り入れ、充分に溶かし再び弱火で煮込んでください。
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